こんにちは。
大阪梅田教室陶芸スタッフいばたです。
今日はブライダル作品の修繕のお話を(^_^)
先日お客様から、以前ゆう工房で制作したお茶碗にヒビが入ってしまったとお電話がありました。
4年ほど前に、パパママ陶芸コース(ご両親に贈呈される記念品として器の制作)にお越しくださったカップルさんのお母様からでした。
お家で使ってくださっていたそうなのですが、落としてしまってヒビが入ってしまったそう。
ショックを受けられ「なんとかまた使えるようにならないですか?」と。
実際お持ちいただき確認させていただいたところ、確かに亀裂が3箇所、、、。
3本入った亀裂のうち、1箇所のヒビは向こうが見え、強く持つとそのまま外れてしまいそうな感じでした。
「にゅう」というヒビが入った程度であれば、釉薬を盛って再焼成すればおそらく埋まって大丈夫なのですが、
今回のケースはヒビの具合が大きく少し不安がありました。
(再焼成することで、さらにヒビが大きくなってしまう可能性があるのでは、、、と懸念しました)
ゆう工房オーナーのゆうさんにも、相談し、結果、、、ヒビのある箇所を下向きにして(重力が口縁のヒビにかかるようにして)窯詰め、焼成!
普段では考えられないような窯詰めの方法です。
慎重に慎重に詰めて、、、なんとか修繕したいの一心でした。
窯出しするまで、本当に心配でしたが、、、無事に焼きあがりお渡しすることができました!ホッ。
少し色が濃く見えるところが、釉薬を盛ってくっつけた箇所です。きれいに焼き上がりました。
パパママ陶芸にお越しくださった時には、ご両親用以外にもご自身用にと旦那様奥様それぞれ1個づつ作りあいっこされたそうです。
お子さんがお腹にいらっしゃるときも、くまさんのお鉢を体験で作陶しに来てくださったそう!
そして1階のカフェゆうにもよく来てるんです!と!
わぁ、そんなに何度も足を運んで下さっていたとは、、、とても嬉しいです。
なにより作品を無事お渡しすることができて本当によかったです。
一緒に作品を取りにお越しくださったときのお写真。素敵な笑顔です。
またみなさんで、お越しくださいね。
お待ちしてます。
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